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2006年7月 1日 (土)

やさしい少年のはなし

小さな街に やさしいひとりの少年がすんでいました。

少年は平和を愛しました。

せんそうなんてとんでもないとおもいました。

少年は弱いものの味方になり

弱いものを守ろうとおもいました。

よわいものいじめはゆるせませんでした。

少年はおとしよりに席をゆずりました。

おとしよりは少年にありがとうといいました。

少年はうれしくおもいました。

少年はまずしいこどもに毎日パンをあげました。

こどもは少年にありがとうといいました。

少年はうれしくおもいました。

少年は車いすをおしました。

車いすのひとは少年にありがとうといいました。

少年はうれしくおもいました。

少年のかぞくは

お母さんとお父さんと妹でした。

食べものに困ることはなく

かぞくも仲良く幸せにいきていました。

ある日、

少年の住むいえが火事になってしまいました。

少年は貧しくなりました。

家族もみんなしんでしまいました。

少年もやけどをおって

顔はみるかげもなく

また片うでをなくしてしまいました。

少年は自分がいちばんかわいそうで

自分がいちばん弱いものだとおもいました。

少年はこの日から

おとしよりも まずしい子どもも からだの不自由な人にも

愛をそそぐことができなくなりました。

何もかもが憎くなりました。

弱いことが悪いことだと思いました。

自分より弱いものに愛を感じていた少年は

自分よりも弱いものを見つけることができずに

だから何にも愛を感じることができなくなりました。

こうして少年は

愛することをやめてしまいました。

おわり

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